受験百景

「受験」や「入試問題」に関係する話、日々の雑感を様々な視点から書いています

緊急事態宣言で大手予備校はどうなる?(首都圏)

 

2020年4月7日(火)、緊急事態宣言が発令されました。

 

駿台予備学校」「河合塾」「代々木ゼミナール」の対応をまとめておきます。

 

各社足並みを揃えています。5月6日(水)までは休講、5月7日(木)から開講とするようです。

 

予備校では、新学期の開講前に説明会が行われます。

それを、駿台予備学校は「入学オリエンテーション」、河合塾は「開講チュートリアル」と名付けています。

 

駿台予備学校は入学オリエンテーションを中止する一方で、河合塾は開講チュートリアルを4月13日(月)に実施するようです。ここは対応が異なります。

 

河合塾は休講期間の全授業について映像授業を配信し、代々木ゼミナールも「モバサテ(ご自宅での映像受講)」で対応します。一方で、4月7日時点では、駿台予備学校は映像授業などによる対応は行わないようです。

 

また、各社の模擬試験も延期されます。実施日は未定のようです。

 

 

 

以下、webサイトの内容を引用しておきます。

 

駿台予備学校

【首都圏】4月8日(水)以降の対応について(4/7 16:00時点)

■4月8日(水)からの春期講習については全て中止といたします。
 受講料返金につきましては各校舎までお問い合わせください。
 また、春期講習(4月7日までの授業)の欠席フォローシステムによる視聴は個別対応を行いますので、各校舎までお問い合わせください。

■4月からの高卒クラス・現役フロンティア(高校生クラス)の通常授業につきましては、当初の予定を延期し、第1週目の授業を5月7日(木)より開講いたします。
 その間の学習教材、および校内生への連絡は全て駿台生マイページでお知らせ致しますので、必ずマイページ登録を行ってください。マイページは4月8日(水)から閲覧可能です。
 なお、駿台生マイページの登録方法は以下「駿台生マイページ登録のお知らせ」のリンクを参照してください。


その他のスケジュールにつきましては以下の通りといたします。

■診断テスト、入学説明会、進学講演会、体験授業のイベントについて
 高卒クラス・現役フロンティア(高校生クラス)ともに4月8日(水)以降の診断テスト、入学説明会、進学講演会、体験授業は教室に集めての実施は全て中止といたします。各種受付、診断テスト、入学相談については個別にて対応いたします。ご希望の方は入学希望校舎までお問い合わせください。

<2020年度高卒クラス入学者の皆さまへ>
■4月8日(水)実施の高卒クラスプレースメントテストは中止といたします。
■高卒クラス教材交付について
 当初予定していた4月11日(土)を一旦延期し、感染防止に最大限に努め、4月13日(月)以降に来校を分散して実施いたします。教材交付についての詳細は、駿台生マイページに4月8日(水)以降掲載いたします。
■入学オリエンテーションは中止といたします。
■模擬試験について
 必須の駿台記述模試、駿台学力判定模試につきましては、開講日以降に延期して実施をいたします。実施日が決まり次第、駿台生マイページに掲載をいたします。
■第1回保護者会は中止といたします。
■自習室について
 4月8日(水)から5月6日(水)の間の自習室開放はありません。

<2020年度現役フロンティア(高校生クラス)入学者の皆さまへ>
■現役フロンティア(高校生クラス)教材交付について
 感染防止に最大限に努め、4月10日(金)以降、随時交付を行います。
 なお、交付時間は13:00~17:00に変更します。
■模擬試験について
 駿台学力判定模試につきましては実施日が決まり次第、駿台生マイページに掲載をいたします。
■第1回保護者会は中止といたします。
■自習室について
 4月8日(水)から5月6日(水)の間の自習室開放はありません。

 

 

河合塾

【4月からの授業について】
<大学受験科>
開講までの行事および基礎シリーズの授業につきましては、以下のとおりです。

■春期講習(大学受験科生必須受講講座)
東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県等において、感染者が拡大していることによる通塾時の感染リスクを避けるため、4月7日(火)からの大学受験科の春期講習をすべて休講とします。
なお、受験料の返金方法、取りやめとなった講の解答配付・質問対応については別途ご案内します。

■4月13日(月)開講チュートリアルについて
入塾されるコースに応じ校舎よりご案内した来校時間にて実施いたします。
■4月14日(火)ゼミナール受付は、受付期間を変更いたします。
■4月15日(水)~5月6日(水)まで実施予定の全授業については、映像授業を順次配信いたします。
■5月7日(木)~ 対面による授業を開始する予定です。

※映像授業の視聴方法などにつきましては、開講チュートリアル、塾生マイページで順次ご案内いたします。
また、映像授業の配信は4月18日(土)からの予定です。

<高校グリーンコース、MEPLO、私立中高一貫コース(中3)>
1学期の授業につきましては、以下のとおりです。

■4月15日(水)~5月6日(水)まで実施予定の全講座については、映像授業を順次配信いたします。
■5月7日(木)~ 対面による授業を開始する予定です。

※映像授業の視聴方法などにつきましては、塾生マイページなどで順次ご案内いたします。
また映像授業の配信は、高校グリーンコースは4月15日(水)から、MEPLO、私立中高一貫コース(中3)は4月18日(土)からの予定です。

【模擬試験・テストについて】
大学受験科生につきましては、開講チュートリアルでご案内する予定です。
高校グリーンコース生、MEPLO生のWeb 申込受付はいったん停止しております。4月中旬以降の再開で準備しております。なお、一部実施の変更なども発生するため、詳細は受付再開以降に塾生マイページにて案内をご確認ください。
塾生でない方のお申し込みにつきましても、4月中旬以降の受付開始となります。受付開始までお待ちください。
【校舎開館時間について】
4月7日(火)は9:00〜18:00で開館いたします。
4月8日(水)~5月6日(水)までの期間は、時間を短縮して10:00〜16:00の開館といたします。(現役館も同様です。)
【自習室について】
4月7日(火)~5月6日(水)までの期間は、閉室いたします。
【入塾説明会、認定テスト、体験授業等のイベント】
4月7日(火)~5月6日(水)までの期間はすべて中止いたします。
個別対応での入塾のご相談、認定テスト(個別実施)は、お受けいたします。希望校舎までご連絡ください。

 

 

代々木ゼミナール

新型コロナウイルス感染症の影響拡大に鑑み、生徒の皆さまの健康と安全を第一に考え、2020年度新学期の授業開始日を変更し、5月7日(木)といたします。
既にお申込みいただいている方は、今回のスケジュールの変更についての詳細等を郵送にてご登録住所にお送りいたしますのでご確認ください。
これからお申込みされる方には、お手続き時にご案内いたします。
今後の状況及び公的機関の対策方針の変更などに伴い、適宜変更させていただく場合があります。当ページにて随時発表させていただきますので、ご確認ください。
状況は刻々と変化しておりますが、「モバサテ(ご自宅での映像受講)」などを用いながら受験生が安心して勉強できる環境であるよう努めてまいります。ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

<お申込みをご検討中の方へ>
大学受験科にご入学の際の各種減額制度については5月6日(水・祝)まで手続期限を延長いたします。
また、高校生コースにご入会の際の入会金無料特典についても5月21日(木)まで延長いたします。

 

 

新型コロナウイルスへの大手予備校・塾の対応のまとめ(+少しの感想)

 

 

本日、都立の高校、中高一貫教育校、特別支援学校について、5月6日に大型連休が終了するまでは休校とすることが決定されました。(ただし、入学式や始業式は規模を縮小し行う)

 

 

「都立高校など 大型連休終わるまで休校 新型コロナウイルス」(NHKニュース)

www3.nhk.or.jp

 

 

さて、そうなると勉強のカギを握るのは、予備校や塾になるかもしれません。

 

大学受験の大手である、「駿台予備学校」「河合塾」「代々木ゼミナール」「東進」の対応を調べてみました。各webサイトより引用させていただきます。

 

 

駿台予備学校

新型コロナウイルスへの対応について】(3月27日更新)
駿台では新型コロナウイルス感染拡大防止への各種対策を取りながら、春期講習、入学説明会、各種イベントを予定通り実施しております。
講師・スタッフとも日々の体調管理、うがい・手洗いの励行に努め、また教室・自習室の定期的な換気等、衛生管理を徹底しております。
ご来校の皆様の感染予防を考慮し、マスク着用にて対応させていただくこともございますがご了承ください。
※今後の政府等の発表によっては予定を変更する場合がありますので、ホームページ上部のお知らせから各地区の状況をご確認ください。

 

【首都圏】3月26日(木)以降の春期講習実施について(3/26 11時時点)

駿台各校舎では、感染予防・拡大防止の対策を十分にとったうえで、春期講習C期間以降は予定通り実施いたします。また、各種受付業務、自習室の開放、各種イベントも予定どおり実施いたします。
■春期講習B期間以降の講座は、オンデマンド欠席フォローシステム(授業の自動録画システム)により、設置校舎にて個別視聴も可能です。
お茶の水 2号館のD期間・E期間・F期間講座は対象外となります。
新型コロナウイルス特別対応によりシステム利用料は無料とします。
■自習室は3/20より開放しております。
※自習室は、隣と間隔を空けて着席いただきます。ご協力をお願いします。
■春期講習に増設講座(ライブ授業およびマイページ設置講座)があります。詳細は以下のリンク先をご確認ください。
なお今後の政府等の発表によっては、予定を変更することがあります。 その場合は駿台ホームページにて発表いたします。

 

【首都圏】校舎内における感染予防・感染防止について

○講師・職員は、日々の体調管理につとめ、手洗いなど衛生管理を徹底します。また、風邪の症状など体調不良時には、自宅待機を徹底します。
*マスクを着用して対応させていただくことがございますのでご了承ください。
○校舎入口等のドアノブや、エレベーターの各階ボタンなど、頻繁に人が接触する箇所を定期的に消毒します。
○教室、及び自習室は定期的に空気の入れ替えを行います。
○発熱や咳など風邪の症状がある時には来校をご遠慮願います。また、校舎・教室内では、極力マスクの着用にご協力ください。
○校舎・教室の入口に消毒液を準備しますので、ご使用ください。
○教室内の座席は、受講人数に応じて隣の席との距離を空けた配置とします。指定された席でご受講ください。
○その他、各校舎にて掲出する注意事項をご確認の上、ご協力いただきますようお願いいたします。

 

河合塾

新型コロナウイルスへの対応について(2020年3月31日更新)

■新年度の受付・各種行事について
河合塾の新年度の受付はすべて通常どおり行っております。
小学生・中学生・高校生・高卒生のための窓口での個別相談、入塾説明会、電話による個別相談、認定テストやイベント等について、感染予防・拡大防止の対策を十分にとったうえで、原則として予定どおり実施しております。
また自習室も開室していますが、ラウンジでの談話・飲食は感染予防のため禁止とします。

 

河合塾として行うこと
・講師・スタッフ・アルバイトは、毎日検温し、マスク着用・手洗いを実施し、衛生管理を徹底します。検温の結果、37.5度以上の熱や風邪のような症状があるときは、出勤いたしません。
・講師が37.5度以上の熱や風邪のような症状がある場合は、授業を休講とします。(代講が可能な場合は、代わりの講師を手配します。)
・教室での授業は、可能な限り、隣の方と十分な間隔を空けて受けていただけるようにいたします。
・教室・自習室の窓や扉を定期的に開けて、空気の入れ替えを行います。
・教室の扉を開けたままの状態で授業を行うこともあります。そのため、隣の教室の音が聞こえることがありますが、ご了承ください。
・ドアノブなどの頻繁に人が接触する箇所を定期的に消毒します。
・自習室は、隣の方と十分な間隔を空けてご利用いただけるようにいたします。
・自習室では監督者が巡回を行い、体調不良の方がいらっしゃった場合には速やかに対応いたします。

 

生徒・保護者の皆さんへご協力をお願いしたいこと
・できる限りご家庭にて検温していただき、37.5度以上の熱や風邪のような症状があるときは、登校をお控えください。
飛沫感染を防ぐためにも、校舎入館時には極力マスクの着用をお願いいたします。咳やくしゃみが出る場合は、袖で口を覆うなどの咳エチケットを心がけてください。
・入館時には、消毒液で手の殺菌を行ってください。
・校舎内では頻繁に手洗いやうがいを行ってください。手洗いはトイレの石鹸水などで15秒以上(30秒目安)行い、清潔なタオル等でふき取ってください。
・ラウンジ等で集まった状態での飲食・私語はご遠慮いただきますようお願いいたします。
・感染予防・拡大防止のため、校舎・自習室の窓や扉を定期的に開けます。適切な教室環境の維持にご協力ください。そのため寒さに備えた服装で登校してください。
・校舎内で発熱や咳・くしゃみなどが出るなど感染が疑われるような体調の異常を感じた場合は、速やかに校舎スタッフへお申し出ください。

 

代々木ゼミナール

新型コロナウイルス感染症への対応について(2020年3月19日)

新型コロナウイルス感染予防・拡大防止を図る観点から、代々木ゼミナール教職員は下記の通り対応させていただきます。また、登校時には、生徒・保護者の皆さまにも下記お願いへのご協力をお願いいたします。なお、今後の状況及び公的機関の対策方針の変更などに伴い、適宜変更させていただく場合があります。ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

代々木ゼミナール教職員の対応
・教職員は、出勤日には検温し、発熱・咳込み等の症状がある場合は出勤いたしません。
・教職員は、随時、アルコール等での手指の消毒もしくは手洗いをいたします。
・教職員は、咳エチケットに従い、マスクを着用の上、業務に従事するよう努めます。
・校舎・教室内の換気を十分に行い、適切な温度・湿度の管理を徹底いたします。
・ドアノブなどの不特定多数の方が接触する箇所を中心に定期的に消毒いたします。
・対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばすと届く距離)を避けるため、隣の方と間隔をあけてご受講いただけるようにいたします。

 

〇生徒・保護者の皆さまへのお願い
・登校前に、検温をお願いいたします。発熱・咳込みなどの症状がある場合には、登校を控えるようお願いいたします。
・登校時は、アルコール等での手指の消毒もしくは手洗いをお願いいたします。
・ご家庭においても咳エチケットについてご指導いただき、授業中に可能な限りマスクの着用をお願いいたします。
・授業中に体調が悪くなった生徒様には早退をお願いする場合がございますので、すぐに連絡が取れるようご配慮をお願いいたします。

 

東進 

新型コロナウイルス感染症への対応強化について(2020年3月26日)

 東進では、生徒の皆さんにとって大切なこの時期に、必要な学習を絶やすことなく継続できるよう、通常通り校舎を開館しています。つきましては生徒の皆さんが安心して登校できるよう、以下【1】の①~⑩の通り感染予防の管理・指導を一層強化することとしましたので、お知らせいたします。
 東進では、自宅受講が可能ですが、あえて校舎を開館するのは、仲間と互いに励まし合い、競い合うことによって、自宅で一人で受講・演習するよりも、はるかに多くの学習量と学習効果を得られることが経験則でわかっているからです。初の大学入学共通テストまで10ヵ月を切りました。もしここで1ヵ月の時間のロスがあれば取り返しのつかないことになります。そのようなことにならないよう、安全面に配慮した校舎運営をさらに強化して行ってまいります。生徒の皆さんにも感染予防にしっかりと取り組んでいただき、安心して学習できる環境づくりにご協力いただきますようお願い申し上げます。

 

【1】感染予防を強化し、校舎を通常通り開館します

東進ではすべての授業を自宅でも受講・演習を行うことができますが、校舎は通常通り開館し、校舎での受講・演習ができる指導体制を整えます。校舎を開館するにあたっては、以下の感染予防の管理・指導を徹底します。

①生徒・スタッフともに校舎入室時に体温を確認します。37度以上の熱がある場合は入室を控え、生徒の皆さんには自宅での受講と演習を行うよう指導します。またスタッフは勤務いたしません。

②生徒・スタッフともに校舎入室時に、マスク着用を徹底します。マスクを着用いただけない場合には入室を控えていただきます。感染予防の強化のためご協力いただきますようお願いします。

③生徒・スタッフともに、教室への校舎入室前および退室時に「アルコール消毒」を徹底します。また、感染予防に有効な「手洗い」をこまめに実施するよう指導を行います。

④せき・くしゃみが出る場合「マスク着用」はもちろんですが、ひどい場合には退室いただきます。

⑤校舎で使用するパソコン・マウス・机等は、毎日消毒していますが、加えて生徒自身が使用する前に、アルコールや次亜塩素酸に浸したペーパータオル等で消毒するよう指導します。

⑥みだりに顔をさわる、掻くなどの行為により体内にウイルスが侵入する恐れがあります。特に顔をさわる癖がある場合、マスクはもちろん眼鏡の着用を勧めます。またマスクの外側のフィルタ一部分には触れないよう、そして特に指先や爪を綺麗に洗浄し清潔に保つなどの感染予防を習慣化するよう指導します。

⑦グループミーティングやコーチングタイム時には、全員マスク着用のうえ、密集を避けるためにある程度の間隔をとって実施します。

⑧1時限に1回「換気」を行い、中の空気を排出し外の空気と入れ替えます。寒いと感じることもあるでしょうがご了承ください。

⑨感染予防のためには「免疫力」を高めることが効果的です。十分な睡眠と休息をとる、バランスの良い食事をするなどの規則正しい生活を送るよう指導します。

⑩登校が心配な場合は、「自宅受講システム」を活用して自宅での授業の受講と演習を進めるよう指導します。その場合でも、管理システムによって、学習の状況を担当校舎で同時に確認でき、その場にいなくても必要な指導をしっかりと行うことができます。

 

地域によってはまだ校舎での受講を行っていない場合があります。校舎受講の実施の有無については、校舎ホームページなどでご確認いただくか、校舎に直接お問い合わせください。

 

【2】イベント等の実施予定

①模擬試験  上記の対策を行ったうえで、通常通り実施いたします。
②特別公開授業  各校舎で行われる3月公開授業は、通常通り実施いたします。
 地域や実施会場の状況により変更がある場合は、校舎よりお知らせいたします。
③その他 校舎やホームページにて実施の有無をご確認ください。
   
これらは現時点における対応となり、今後の状況により変更する場合もございますのでご了承ください。最新情報は、このホームページにてお知らせいたします。

 

 

 

 

駿台予備学校」「河合塾」「代々木ゼミナール」はほとんど同様の対応です。

 

「東進」は強気です。

 

 東進では、自宅受講が可能ですが、あえて校舎を開館するのは、仲間と互いに励まし合い、競い合うことによって、自宅で一人で受講・演習するよりも、はるかに多くの学習量と学習効果を得られることが経験則でわかっているからです。初の大学入学共通テストまで10ヵ月を切りました。もしここで1ヵ月の時間のロスがあれば取り返しのつかないことになります。そのようなことにならないよう、安全面に配慮した校舎運営をさらに強化して行ってまいります。

 

と書いてあるように、この機会をチャンスととらえているようです。

 

 

 

 

以下、個人的な感想です。

 

学校も休校になれば、勉強している人としていない人の差はさらに拡大します。(学校の「授業」がなくなるから、差が拡大するわけではありません。学校があれば生活習慣が整う、授業中に内職をして勉強が充実するなどの付加的な側面も考えると、差が拡大すると推測されるということです)

 

3月~5月の実質2ヶ月間、学校が休みになっているので、ここで勉強しなかった人は受験で良い結果を出すのは難しいでしょう。

 

受験生は活用できるものは活用し、その上で自分の勉強を充実させていくことが必要です。そういう意味で、例年以上に「自己管理能力」が問われていると言えます。

 

今、受験生にできることは勉強しかありません。新型コロナウイルスへの対応は大人に任せ、勉強に集中しましょう。

 

社会問題を無視してよいということではありません。勉強にしっかりと取り組むことによって、日本や世界をより一層良くする人材になることができるのです。いますぐにではなくとも、将来に、社会に還元すればよいのです。

 

この機会に「勉強」の大切さを再認識し、そこに集中できるか。これが本年度の受験のポイントかもしれません。

 

 

著者本人にこのブログを見ていただきました

 

先日、以下の記事を書きました。

 

jukenn.hatenablog.jp

 

 

この中で、伊藤亜紗さんの『目の見えない人は世界をどう見ているのか』光文社新書)を取り上げましたが、なんと著者本人のもとに届いたようです!

 

 

 

 

『目の見えない人は世界をどう見ているのか』は中学入試でも流行しているようで、

・2016年 愛光中学校

・2016年 佼成学園中学校 

・2016年 巣鴨中学校

・2016年 青雲中学校

・2016年 ラ・サール中学校

・2017年 甲陽学院中学校

・2019年 南山中学校

・2020年 栄光学園中学校

でも出題されています。

 

また、2020年筑波大学附属駒場中学校では、伊藤亜紗さんの「ゼロと寿司」というエッセイが出題されています。

 

こちらは飛ぶ教室 第58号」光村図書出版)という雑誌で読むことができるようです。

 

 

 

 早速、購入しました。

 

 

 

大学入試では、医療系で特に流行しています。

・2016年 大阪府立大学・地域保健学域看護学類(前期)

・2017年 獨協医科大学・医学部医学科

・2017年 高知県立大学社会福祉学部(前期)

・2018年 奈良県立医科大学・医学部看護学科(前期 / 地域枠)

・2018年 富山大学・医学部看護学科(後期)

・2020年 茨城キリスト教大学看護学部看護学科(AO)

で出題されています。(他学部など含めるとこれらの大学以外も多数あります)

 

 

 

 

これはすごい。

 

中学校の先生、高校の先生、大学の先生、すべての層の出題者に魅力的な文章だということです。

 

伊藤亜紗さんの文章は、受験生、指導者、出題者の全員に参考になるでしょう。

 

積極的に読んでいきます。受験業界でも注目の著者です。

 

 

 

難関国立大附属高校では「伊藤亜紗」が流行

 

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2020年高校入試の国語の出典が面白いことになっていました。

 

首都圏の国立大附属高校で難関とされている4校の出典を見てみましょう。

 

筑波大学附属駒場高校

大問1

伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』

大問2

梶井基次郎『過古』

大問3

『雲萍雑志』

 

筑波大学附属高校

大問1

伊藤亜紗『ままならない体と言葉』

大問2

瀧羽麻子『瀬戸内海の魔女』

 

東京学芸大学附属高校

大問1

伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』

大問2

岩城けいさようなら、オレンジ

大問3

吉田兼好徒然草

 

お茶の水女子大学附属高校

大問1

眞島俊造『平和のために戦争を考える』

大問2

志賀直哉『或る朝』

大問3

吉田兼好徒然草

 

 

 

 

 

筑波大学附属駒場高校」「筑波大学附属高校」「東京学芸大附属高校」の3校が伊藤亜紗さんの作品からの出題です。

 

伊藤亜紗さんは、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の准教授です。
(ちなみに、このリベラルアーツ研究教育院は、池上彰さんが所属していることで有名です)

 

出身高校は東京学芸大学附属高校で、東京大学に入学し、「東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程」(長い……)を単位取得のうえ退学しています。

 

東京学芸大学附属高校出身ということに引っ掛かりますが、偶然でしょうか。。。

 

 

 

筑波大学附属駒場高校と東京学芸大学附属高校の2校で出題された『目の見えない人は世界をどう見ているのか』は非常に面白そうな本です。

 

 

「BOOK」データベースでは次のように紹介されています。

 

私たちは日々、五感―視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚―からたくさんの情報を得て生きている。なかでも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の八~九割は視覚に由来すると言われている。では、私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして世界の捉え方はどうなるのか―?美学と現代アートを専門とする著者が、視覚障害者の空間認識、感覚の使い方、体の使い方、コミュニケーションの仕方、生きるための戦略としてのユーモアなどを分析。目の見えない人の「見方」に迫りながら、「見る」ことそのものを問い直す。

 

 

表紙がかわいく、内容も面白そうなので、買って読んでみようと思います。早速注文しました。

 

おそらく東京パラリンピックを意識して、この題材を選んだのでしょう。

 

高校受験をする中学生は日頃からこういう本を読んでおくと良いと思います。

 

 

かつて話題になった昭和大医学部(生物)と聖隷クリストファー大の問題が似ている(?)

 

以前、昭和大医学部の生物が奇問であると話題になりました。

 

こんな感じの見た目のやつです。(これは2008年の問題です)

 

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入試問題をパラパラと眺めていると、これと似た雰囲気の問題が2019年聖隷クリストファーで出題されているのを見つけました。一部を引用します。

 

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内容は違いますが、語句を穴埋めしていくという形式は同じです。

 

もしかして、出題者が同じ?

 

 

《補足1》

聖隷クリストファー大学静岡県浜松市にある大学で、看護学部リハビリテーション学部・社会福祉学部を設置しています。

以前、北海道医療大学聖隷クリストファー大学国際医療福祉大学の3校が医学部医学科を新設しようとしていることで話題になりました。

 

赤本は発刊されていませんが、入試問題集をwebサイトから無料で取り寄せることができます。

 

www.bousai.seirei.ac.jp

 

 

 

《補足2》

昭和大医学部はこんな感じの長い問題も出していて、かなり大変です。

(これも2008年の問題です)

 

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高輪ゲートウェイ駅にSDGsあり!!(東大推薦入試にもあり!!)

 

 

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先日、「高輪ゲートウェイ駅」に行ってきました。

 

2020年3月14日(土)に開業したJR山手線の新駅です。

(山手線では49年ぶりの新駅!)

 

 

ここでも、今話題のSDGsについて、紹介されていました。

 

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SDGsは Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)の略称で、「エスディージーズ」と読みます。

 

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されているもので、2016年から2030年までの国際目標です。

 

17のゴールと169のターゲットから構成されています。17のゴールは次の通りです。

総務省のwebページより引用します。

 

www.soumu.go.jp

 

 

1.あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる

(End poverty in all its forms everywhere)

 

2.飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する

(End hunger, achieve food security and improved nutrition and promote sustainable agriculture)

 

3.あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

(Ensure healthy lives and promote well-being for all at all ages)

 

4.全ての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

(Ensure inclusive and equitable quality education and promote lifelong learning opportunities for all)

 

5.ジェンダー平等を達成し、全ての女性及び女児の能力強化を行う

(Achieve gender equality and empower all women and girls)

 

6.全ての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

(Ensure availability and sustainable management of water and sanitation for all)

 

7.全ての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

(Ensure access to affordable, reliable, sustainable and modern energy for all)

 

8.包摂的かつ持続可能な経済成長及び全ての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

(Promote sustained, inclusive and sustainable economic growth, full and productive employment and decent work for all)

 

9.強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

(Build resilient infrastructure, promote inclusive and sustainable industrialization and foster innovation)

 

10.各国内及び各国間の不平等を是正する

(Reduce inequality within and among countries)

 

11.包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

(Make cities and human settlements inclusive, safe, resilient and sustainable)

 

12.持続可能な生産消費形態を確保する

(Ensure sustainable consumption and production patterns)

 

13.気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

(Take urgent action to combat climate change and its impacts)

 

14.持続可能な開発のために海洋・海洋資源保全し、持続可能な形で利用する

(Conserve and sustainably use the oceans, seas and marine resources for sustainable development)

 

15.陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、並びに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する

(Protect, restore and promote sustainable use of terrestrial ecosystems, sustainably manage forests, combat desertification, and halt and reverse land degradation and halt biodiversity loss)

 

16.持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、全ての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する

(Promote peaceful and inclusive societies for sustainable development, provide access to justice for all and build effective, accountable and inclusive institutions at all levels)

 

17.持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

(Strengthen the means of implementation and revitalize the global partnership for sustainable development)

 

 

次のような見やすポスターにもまとめられています。

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このSDGsですが、2018年東京大学教養学部の推薦入試(小論文)でも取り上げられています。参考に載せておきます。

  


 2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)では、2030年までに達成をめざす17分野が示されている。このうち、学際科学科に関係の深いものとしては、目標7(エネルギー)、目標10(各国内および各国間の不平等の是正)、目標11(持続可能な都市)、目標12(持続可能な生産と消費)、目標13(気候変動)、目標14(海洋資源)、目標15(陸上資源)などがあげられる。これらの目標(17目標に入っていれば、上であげた目標以外でも良い)からあなたの関心のあるものを1つ取り上げ、どのような問題が現在起きているのかを説明しなさい。

 その上で、そうした問題の解決につなげるために、あなたが学際科学科でどのように学ぼうと考えているか、入学後の計画について、具体的に詳しく述べなさい。


 

 

 

 

 

高輪ゲートウェイ駅では、おさんぽマップと開業記念スタンプをもらえました。

 

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品川駅のbook expressで見た『旅と鉄道 2020年増刊3月号 山手線新時代』が面白かったです。

 

2020年東大合格者数ランキング(31位~40位)速報値を見た雑感

 

2020年3月10日(火)に東大入試の合格発表があり、各高校から何人の合格者がいるのか、集計が始まっています。

 

速報値ですが、ランキングを見た感想を書いていきます。今回は31位~40位を取り上げます。

 

1位~30位は過去の記事をご覧ください。

 

jukenn.hatenablog.jp

 

jukenn.hatenablog.jp

 

jukenn.hatenablog.jp

 

 


 


 

 

第31位 県立岡崎高校 19名

26→27→19と推移している。

以前は40名を超え、公立高校全国1位だった。減少傾向か。

 

 

第32位 県立熊本高校 18名

熊本大学医学部付属高校」と言っていいほど、熊本大学医学部に強い。

東大も10名以上を安定的に輩出している。

 

 

第32位 北海道札幌南高校 18名

北海道の公立高校は「北海道立○○高校」ではなく、「北海道○○高校」っと名前が付いているのを初めて知った。宮城県と長野県も「立」が付かないらしい。

 

 

第34位 北嶺高校 17名

惜しくもライバル校札幌南の直下

 

 

第34位 栄東高校 17名

頑張って浦和高校を抜いてくれ!

 

 

第36位 洛南高校 16名

合計人数は落ち込んでいるものの、理三に強い!

理三合格者数は1→3→2→5→2→1→3→2→4→3と推移している。ここ10年で途絶えていない。

 

 

第36位 都立国立高校 16名

京大に16名。都立なのに京大が多いことで有名。京大の総長も都立国立出身。 

 

 

第38位 県立高岡高校 15名

富山県立の高校。富山の公立は東大に強い

 

 

第38位 県立船橋高校 15名

県立千葉に次ぐ二番手。ゆったりと県立千葉との差を縮める。いずれ抜き去るか。

 

 

第38位 県立金沢泉丘高校 15名

石川県は東大合格をすぐにニュースにする印象。

今年も3月11日午前1時45分には記事になっている。

www.hokkoku.co.jp

 

 

第38位 県立修猷館高校 15名

福岡県立の高校。読み方は「しゅうゆうかん」

 

 

 

 

 

41位以下の学校も次回取り上げる予定です。

 

 

地方の公立高校が目立ってきました。こちらの本が詳しいです。