この記事を書いている人は数学に詳しくない?
「算数オリンピックの金メダリストは、どんな風に育ったの?算数が得意になるヒントが欲しい」(ベネッセ教育情報サイト)という記事がありました。
算数オリンピック
という言葉から分かるように、すごい子供がいるという記事であり、実際この記事で紹介されている「服部圭太さん」は同世代の人に比べて、飛び抜けて優秀であるようです。
しかし、残念ながら、この記事を書いている人はそこまで優秀でないようです。
この記事で使われている1枚の写真がすべてを台無しにしています。
以下の写真です(引用させていただきます)。
一見とても高度な数学をやっているようですが、実はそうではありません。
高校数学に登場する「確率漸化式」なのです。
しかも、このホワイトボードで扱われている問題は2012年の東大で出題された問題で、日本の大学受験の数学なのです。
2012年東大の問題を貼っておきます。
「すごい中高生がいる!」ということを伝えたいのであれば、普通の中高生が扱わないような問題を解いている写真を載せてほしかったです。
もしくは、「東大の過去問をやっている!」とでも書いて、凄さを伝えてほしかったです。
この記事を書いている人は、これが高校レベルの数学だとは分からず、高度な数学をやっていると思ってしまったのでしょう。。。
たまたま目にした記事で気になったので書いてしまいました。
過去の記事もご覧ください。