学校の授業の無意味さを文部科学省が認める
学校が長期的に休みになっている地域もありますが、休みになった分の授業はどうするのでしょうか。
文部科学省から1つの答えが提示されました。
「家庭学習で学んだ内容について、学校側が小テストなどで定着していることが確認できれば、授業で扱わなくてもよいとする通知を特例として教育委員会などに出しました。」と記事にはあります。
つまり、家庭学習で学んでいて身についている内容は、学校の授業で扱わなくてもよいことになったのです。
「学校は小テストだけやっていればいい」という本質をついに文部科学省が認めてしまいました。
塾や予備校、もしくは独学で勉強をしていた方が学校の授業よりも効率的なのです。
この事実は文部科学省の人たちも知っているはずです。
なぜなら、文部科学省の偉い人たちは学校の授業をまともに聞いていなかった層の人たちだからです。
文部科学大臣の萩生田光一氏の学歴は次のように公表されています。
・八王子市立ひよどり山中学校卒業
・早稲田実業学校高等部卒業
(早稲田実業時代に二度の停学処分を受けています。それもあり、早稲田大学に内部進学できなかったようです。)
公立中学校の授業だけでは、高校受験で早稲田実業に合格するのは無理でしょう。おそらく学校の授業にとらわれずにかなりの勉強をしていたはずです。
早稲田実業時代には停学処分を受けているくらいなので、学校の授業を真面目に聞いていなかったと推定されます。
次に、文部科学省の事務次官の藤原誠氏ですが、東大法学部出身です。この方に限らず、官僚は東大出身者が異様に多いです。
多少の地域差はありますが、学校の授業だけで東大に合格するのは難しいでしょう。文部科学省の官僚は、学校ではなく、塾や予備校で勉強していたという人が多いと想像できます。
(今回は深入りしませんが、東大にたくさん輩出する進学校の多くでは、学校の授業を無視して勝手に勉強している生徒が多数を占めるようです。)
学校の授業がなくても、学校以外で勉強すればよいという経験を持っている人が多いはずです。
その人たちの見解が
「家庭学習で学んだ内容について、学校側が小テストなどで定着していることが確認できれば、授業で扱わなくてもよい」
なのです。
非常に納得できます。